家電製品別の電力消費割合
まずは電力・ガス会社の 乗り換えの検討を
上記の平均より低い電気・ガス代だったとしても安心してはならない。この4月に限らず、光熱費は今後も高止まりが続く。すべての世帯で電気やガスの使い方を考え直す必要がある。固定費の場合、まず考えるべきは、より安い電力・ガス会社への乗り換えだ。実際、見直しをする人が増えているという。
「前年同月と比べ2025年1月は182%、2月は150%利用者が増えました」
とは、電力・ガス会社比較サイト「エネチェンジ」のメディアチーム責任者の武蔵英介さんだ(「」内、以下同)。
「各電力会社やガス会社は新しいプランをリリースしているため、過去に契約したプランがいまでも最適であるとは限りません。加えて、自身のライフスタイルの変化によっても適したプランが変わる場合があります。
たとえば、家族が増えたり、在宅ワークなどをするようになったりすると、電気やガスの使用量が大きく変わるため、プランの見直しが必要になることがあります。契約中の電力会社の料金が改定された際は、内容を確認するのはもちろん、定期的に現在のプランが最適かどうかを見直すことをおすすめします」
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