省エネ家電の購入と待機電力の削減も重要
初期投資が必要ではあるが、省エネ家電に買い替えるのも、大きな節約になる。経済産業省資源エネルギー庁によると、冷蔵庫を10年前のものから買い替えると年間4433円の節約になるという。
「このほか全世帯で気軽に始められる節約としては、待機電力の削減があります」(丸山さん)
待機電力とは家電が使われていない状態でも、コンセントとプラグがつながっているだけで消費される電力のこと。使わない家電は、電源プラグを抜くか、通電を遮る機能のついた電源タップを活用してスイッチを切るのがおすすめだ。これだけで、年間7000円以上の節約になる。
【プロフィール】
丸山晴美(まるやま・はるみ)/節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー。自身の経験をもとにした、初心者にもわかりやすい節約術に定評がある。最新書籍『大人のおしゃれ手帖特別編集 年間100万円!がんばらなくても貯まるお金の習慣』(宝島社)を監修。節約に関する著書多数。
※女性セブン2025年5月1日号