中長期的な優良銘柄は買い増しに動いていい
まつのすけさんは「これまでの米国の株価のサイクルとして、大統領選挙の前年が一番いい」と付け加える。
「今年はいい感じで押し目が入ったので、今年のどこかで底打ちして、2027年12月までは上昇トレンドに戻れるのではないかというのが個人的な考えです」
では、買い増しのタイミングをどう見ているのだろうか。
「短期的には下落する可能性がまだまだあるし、ここが底ではない可能性がありますが、中長期的に優良銘柄だとみるものは買えばいいと思う。キャッシュがあるなら徐々に買い増していくべきでしょうね。重要なのは一気に買って、その後に下がって狼狽してしまい、損切りを繰り返すというパターンだけは避けること。さらに下落する可能性を認識しながら、急落でもパニックにならない範囲で徐々に買っていくというのがお勧めですね」
そう話すまつのすけさんは、日本株に加え、米国株や韓国株も組み合わせ、現在の資産は約10億円だという。今注目している個別銘柄とは何か。『《資産約10億円・まつのすけさんの厳選5銘柄》トランプ政権下で期待できる日米韓のAI・造船関連株「テーマ性があって割安なので“鉄板”」と分析』で詳しく紹介している。
【プロフィール】
まつのすけ/会社員時代に貯金40万円を元手に株式投資を始め、33歳で資産1億円に。その後株式投資を続けながら起業し、クレジットカードや電子マネーの活用の研究にも取り組んでいる。現在は資産約10億円に達している。著書に『会社員をしつつ、株で元手40万から月250万ちょい稼いでいる件』(ぱる出版)、『33歳で1億円達成した僕が実践する一生モノの億超え投資法』(KADOKAWA)。