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「ここは居酒屋じゃない!」新幹線の飲酒マナー問題 酔客の声や態度が迷惑でも逃げ場がない…「乗務員が理不尽に怒鳴りつけられていた」カスハラの温床にも

新幹線での“一杯”が楽しみの一つという人もいるが…

新幹線での“一杯”が楽しみの一つという人もいるが…

 旅行や出張などで新幹線を利用する際、列車内でお酒を飲むのを楽しみにしている人は少なくないようだ。ビールやつまみを調達し、車窓を眺めながら飲むのは、新幹線に乗る醍醐味の一つという人もいるだろう。一方で、一部の度を越した酔客のふるまいが問題視されることもある。ゴールデンウィークの期間中は利用客も多い、新幹線の飲酒マナーはどうあるべきなのか、迷惑客に遭遇した人の声を参考に考察する。

いっそのこと“飲酒専用車両”を作ってほしい

「新幹線に持ち込んだ食べ物のにおい問題が時々話題になりますが、個人的にはお酒のほうがよっぽどつらいし、食べ物とお酒が合わさると最悪です」

 そう語るのは、メーカー勤務の50代男性・Aさんだ。先日遭遇した「隣客事件」を振り返る。

「隣に座った男性がビールと餃子、スルメイカを食べていて、においが最悪。しかも咀嚼音がクチャクチャとうるさい。よく肉まんやハンバーガーのにおいが話題になりますが、個人的な不快指数は酒やつまみのほうが上ですね。喫煙者がたばこをがまんしているのだから、酒もがまんしてほしいと思ってしまいます」(Aさん)

 東海道・山陽・九州新幹線に設置されていた「車内喫煙ルーム」は、2024年3月15日をもって廃止され、車内でたばこを吸えなくなった。Aさんは「昔あった喫煙車両のように、お酒を飲める車両と飲めない車両を分けてほしいです」と話す。なお、Aさんは非喫煙者で、お酒は「たしなむ」程度だという。

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