中古なら「最初からWindows 11がインストールされているものが安心」
買い替えを視野に入れる場合、注意すべきポイントはどこにあるのか。参考にしたいのは売れ筋商品。最近は、動画再生やオフィスソフトの利用など、一般的な用途として人気があるのは、“AIに対応したノートパソコン”だという。
また、予算を抑えるため中古も人気だが、「安心して長く使えるもの」を選ぶことが大切だ。永井氏によれば、やはり「Windows 11に正式対応したパソコン」を選ぶことは外せない条件だという。
「2020年以前のパソコンでは、Windows 11の動作要件を満たしていないケースが多いため、Windows 10からアップグレードしようと思ってもできない可能性があります。比較的新しいモデルで、最初からWindows 11がインストールされているものが安心です。
特に古いノートパソコンは、バッテリーが劣化していることがあります。購入時にバッテリー状態の記載がある、もしくは交換可能かを確認しましょう。いずれにせよ中古品は万が一のトラブルも考えられるため、保証が付いている店舗やサイトで購入することが望ましい」
もし自分や親のパソコンがWindows 11にアップデートできるかわからないなら、マイクロソフトが提供する「PC正常性チェックアプリ」で簡単に診断できる。買い替えの判断は個人に委ねられるが、Windows 11に対応しないパソコンを使用し続けるのは高いリスクにつながる、ということは覚えておきたい。