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ビジネス
令和の米騒動

コメ価格の上下動に翻弄される販売現場 ある地方JAは「5キロ500円の値上げから一転、500円の値下げ」で「備蓄米の放出受け軌道修正」と説明

コメ価格は大きな変動を見せている(イメージマート)

コメ価格は大きな変動を見せている(イメージマート)

 農林水産省は6月9~15日に全国のスーパー約1000店で売られたコメ5キロの平均価格が税込みで3920円と発表した。前週より256円安くなり、これで4週連続値下がり。3000円台となったのは2月末以来、3か月半ぶりのことだ。まだ高値水準とはいえ、消費者にとっては喜ばしい流れであり、販売現場も対応に奔走している。

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 コメ価格下落の流れについて、全国紙経済部記者はこう言う。

「農水相の発表では、産地や品種を明示した『銘柄米』は4338円、備蓄米を含む『ブレンド米』は3495円で、ブレンド米のコメ販売量に占める割合が増えたことで全体に価格が下落したとされる。

 実際には、今流通しているブレンド米は更迭された江藤拓・前農相の頃のいわゆる“江藤米”。小泉進次郎・農相に代わった後に随意契約で放出された安い備蓄米である“進次郎米”が大量に出回ることを予想して、流通業者が値下げしたとみられます」

次のページ:5月に500円値上げ、6月に500円値下げ
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