トランプ関税ショックや中東情勢の悪化などで世界経済の不透明感が高まるなか、日本企業にも不安が広がっている。先行きが見通せない状況は業績予想にも反映され、上場企業の今期(2026年3月期)の純利益合計は6年ぶりに減益になる見通しだと伝えられている。
その一方で、企業が株主還元を強める姿勢は変わらず、配当を増額(増配)する方針が相次いで打ち出されている。資産8億円超の億り人として知られる元消防士のかんちさんは「日本の企業にはまだまだ配当余力がある」(以下、「」内のコメントはかんちさん)と見ている。年間でおよそ2000万円の配当金収入があるという高配当株投資の達人に注目の銘柄を挙げてもらった。各銘柄の注目ポイントは別表にも整理した。
資産8億円超のかんち氏が厳選した5銘柄を表組みで紹介【初回登録月は無料】
【プロフィール】
かんち/1961年、三重県生まれ。元消防士。専業投資家。投資初心者でもわかりやすく、判断基準が明確で再現性の高い投資手法は、個人投資家の間で定評がある。初の著書『ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株投資入門』(ダイヤモンド社刊)はベストセラーに。