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土俵に埋まるカネ

新横綱・大の里は「収入」も急上昇 一昨年の「給料ゼロ」から月給300万円に! 懸賞金、優勝賞金と合わせて今年はすでに約7000万円を稼ぎ、年収2億円も視野に

猛スピードの出世とともに収入も大きく延ばした大の里

猛スピードの出世とともに収入も大きく延ばした大の里

 名古屋で開催される7月場所の番付が発表された。夏場所後に第75代横綱に昇進した大の里が西の横綱に座り、4年ぶりに横綱が東西に並んだ。そのスピード出世により、「収入」も猛スピードで伸ばしている。

 大の里が7月場所で新横綱としての優勝を果たせば、師匠の稀勢の里(現・二所ノ関親方)、さらに師匠の師匠である隆の里(元鳴戸親方)ら過去10人しか達成していない偉業となる。同時に、大鵬、貴乃花、白鵬など7人しか達成者がいない3場所連続優勝ということにもなる。

 大の里の「一強時代」への起点となるかの期待が高まるが、やはり驚かされるのはそのスピード出世ぶりだ。入門から所要13場所での横綱昇進は、年6場所制になって以降では輪島の21場所を大きく上回る最速。新入幕からの横綱昇進でも昭和の大横綱・大鵬の11場所を抜く9場所でのスピード出世となった。

一昨年の7月場所はまだ「給料ゼロ」だった

 2023年5月場所に幕下10枚目格付け出しデビューした大の里にとって、一昨年の名古屋での7月場所は幕下の2場所目だった。その後、番付を駆け上がって昨年の7月場所では新関脇に出世しており、今年の7月場所では大関を通過して最高位の横綱に昇進して名古屋に戻ってきた。

 そんな大の里は「収入」も大きく伸ばしている。大相撲の世界では、幕下以下の力士に給料がない。本場所ごとに10万円前後の場所手当(各段で違う)と奨励金などがあるだけ。所属部屋で衣食住の面倒を見てもらえるゆえの仕組みであり、大の里も幕下力士だった一昨年の名古屋場所は「給料ゼロ」だった。

 力士は関取(十両以上)になって初めて給料が発生する。月給は十両で110万円、平幕140万円、小結・関脇180万円、大関250万円、横綱300万円となる。十両以上か幕下以下かで天と地ほどの差があるのだ。大の里の月給は2年前のゼロから、今場所は300万円に達したことになる。

次のページ:懸賞金で3000万円超、優勝賞金で4000万円
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