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《葬儀のトレンドは“小さく安く”》増加する「直葬」「一日葬」 満足度の低さを解消するための葬儀社の選び方を『月刊終活』が解説

JAが提供する葬儀は組合員でなくても利用可能

 葬儀会社の選び方について、吉住氏はこう語る。

「地域社会が機能していた時代は檀那寺や親族、近隣住民などが葬儀の知恵を授けたが、今はそうしたネットワークが希薄です。故人の意向や遺族に寄り添ってくれる葬儀社を選ぶことです」

 望ましいのは死去から葬儀までの短い時間で親身に話を聞き、リクエストに応じてくれる葬儀社だという。前出の鎌倉新書広報・白井氏もこう言う。

「祭壇の大きさや花の量など“葬儀のイメージ”をきちんと伝えて、できるだけ相見積もりを取るといいでしょう。口コミや近所の評判も判断材料になります。明朗会計で経験豊富なスタッフがいる業者が理想です。真摯な業者を選べば、簡素に見えないよう工夫してくれるなど、顧客に寄り添った葬儀を提案してくれるはずです」

 故人の自宅近くで葬儀社を探すのが基本だが、全国組織でありながらその地域のしきたりなどに細かく対応して相談できる葬儀社もあるという。『月刊終活』編集部の垪和千鶴氏が語る。

「一般にはあまり知られていませんが、JA(農業協同組合)が提供する葬儀は地域密着型で手堅く宗派も問いません。地域によっては昨今注目されるペット葬などにも対応しています。組合員でなくても利用できるのも魅力です」

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 マネーポストWEBの関連記事《【『月刊終活』編集部監修】簡素化が加速する葬儀、トレンドは一日葬と直葬 満足度を高める葬儀社の選び方とは? 「遺体安置所」の活用にも注目》では、葬儀に関する最新事情について詳細に紹介している。

※週刊ポスト2025年8月1日号

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