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住まい・不動産
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老後の住まい問題で“やってはいけない”こと 「住宅ローン繰り上げ返済で生活資金が不足」「お金をかけてリフォームしても資産価値は上がらず」

住宅ローンの繰り上げ返済のタイミングには注意(イメージ)

住宅ローンの繰り上げ返済のタイミングには注意(イメージ)

 老後に必要なお金は人によってさまざまで、準備の仕方に決して“正解”はないけれど、明らかな“間違い”はある。それは「住まい」の問題についても同様だ。

 計画を立てて必死に備えているつもりが、かえって逆効果とならないよう、知っておくべき正解・不正解の違いを専門家に聞いた。

住宅ローン返済にも慎重な判断を

 住宅ローンが残っている人であれば、“老後生活のために、できるだけ負債を減らしておきたい”と、住宅ローンの繰り上げ返済を考えるケースもあるだろう。しかし、それは必ずしも得策ではないという。プレ定年専門ファイナンシャルプランナーの三原由紀さんが言う。

「退職金で繰り上げ返済しようとする人もいますが、完済を優先して生活資金が不足しては本末転倒。また、住宅ローンは“保険”でもあり、契約者が亡くなったりがんなどの特定の疾病にかかれば残高は完済されるケースも」(三原さん・以下同)

 場合によっては返済方法を見直す手もあるが、ここでも慎重な判断が必要だ。

「元金を一定額で返済する『元金均等返済』から、利息を含めた一定額を毎月返済する『元利均等返済』に借り換える場合は注意が必要です。返済期間が長くなり総額は大きくなる可能性があるので、毎月の返済額が少なくなるからといって安易に選択してはいけません」

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