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ライフ

《金価格高騰の余波》都内パチンコホールの「特殊景品」の買い取り価格が今年3度も値上げ “換金”が1000円単位になり、ユーザーを悩ませる“余り玉問題”の行方

金価格や銀価格の高騰に伴い、特殊景品の買い取り価格も値上げ

金価格や銀価格の高騰に伴い、特殊景品の買い取り価格も値上げ

 近年高値更新が続いている金価格。1gの価格は直近で2万2000円を突破した。その影響はパチンコ・パチスロにおける“特殊景品”にも及んでいる。特に東京都内のパチンコホールで提供される特殊景品が値上がりし、ユーザーにとっては“余り玉”の問題が発生している。

2025年に入ってから特殊景品の買い取り価格は3回値上げ

 パチンコ・パチスロで獲得した出玉は、パチンコホールで“特殊景品”と呼ばれる景品に交換し、それを店外にある景品交換所に買い取ってもらう“三店方式”によって“換金”できるのが実態だ。特殊景品の卸売業者や買取業者はホールや地域によって異なるが、東京都内のほとんどのホールでは、東京商業流通組合に加盟している卸売業者が特殊景品を卸し、同組合の買取部門である東京ユニオンサーキュレーション株式会社(TUC)が、特殊景品の買い取りを行っている。

 TUCでは実際に「金」や「銀」を使った特殊景品を採用しており、金価格や銀価格の高騰に応じて、特殊景品の買い取り価格が値上げしている。特に2025年に入ってからは、すでに3回も値上げされている。

 現在TUCで買い取りを行っている特殊景品は、「0.3g金賞品(大景品)」「0.1g金賞品(中景品)」「1g銀賞品(小景品)」の3種類。2024年4月以降のそれぞれの買い取り価格は、大景品が6000円、中景品が2000円、小景品が500円だったが、2025年4月に大景品が7000円に、中景品が2500円に値上げ。その5か月後の2025年9月には大景品が7500円、中景品が3500円、小景品が1000円に値上げされ、さらに同年10月2日からは大景品が9000円、中景品が4000円に値上げされた。

次のページ:1000円に満たない出玉は“余り玉”に

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