毎日2時に起きて米国市場までくまなくチェックする89歳現役トレーダー・シゲルさん
日経平均株価が史上初の5万円を突破するなど記録的な上昇相場となった2025年。今年はどんな相場になるのか? 資産20億円超の89歳現役トレーダー・シゲルさん(藤本茂氏)と、資産3億円超の49歳サラリーマン投資家・弐億貯男氏が対談。歴戦の億り人2人が“2026年の注目銘柄”について語り合った。
テーマとかセクターにとらわれず「ええ銘柄」を安く買う
シゲル:干支の格言で「辰巳天井」の次は「午尻下がり」。「午年」の今年は尻下がりになると言われているけど、それは単なるアノマリー(経験則)にすぎない。テーマとかセクターにとらわれず、ええ銘柄を安く買うようにすればええやろ。
弐億:ジンクスを気にしてもしょうがない。私もテーマやセクターでは考えず、あくまで個別で割安な成長株を探すようにしています。個別で注目していたら後でテーマがついてくるような“後づけ”が多いですからね。
シゲル:有望なテーマやセクターは、証券会社のアナリストがレポートを読んでもらうために商売上言っていること。鵜呑みにしたらアカンて。
弐億:私はシゲルさんのように毎日2時に起きて米国市場までくまなくチェックすることは到底できません。なるべく“手抜き投資”をしたいので、SNSをチェックしたり、生成AIの「ChatGPT」に銘柄選びをさせたりしますが、それでも気になった銘柄は自分の目でチェックして判断するようにしています。
シゲル:株価は自分の思い込みだけではどうにもならんから、人が買いたくなるような銘柄に目をつけんとアカンしな。さて、そろそろ本題や。弐億さんは、2026年はどんな銘柄に注目している?
【プロフィール】
藤本茂(ふじもと・しげる)/19歳で株式投資を始め、1986年に転換社債の投資を機に専業投資家になる。66歳でパソコンを買い、ネット取引に移行。70年間、個人投資家として相場に挑み、現在の資産は20億円を超える現役トレーダー。「投資に年齢は関係ない」がモットー。最新刊は『89歳、現役トレーダー 大富豪シゲルさんの教え』(ダイヤモンド社)。
弐億貯男(におく・ためお)/サラリーマン投資家。2003年8月に投資元本250万円からスタート。割安成長株の中長期投資で年率30%を上回るリターンを続け、2019年には資産2億円を達成。2029年に5億円達成を目指す。著書に『割安成長株で2億円 実践テクニック100』(ダイヤモンド社)など。X(弐億貯男@2okutameo)、ブログ「サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。」。
※週刊ポスト2026年1月16・23日号
