投資の「出口戦略」は意識しておきたい
投資というと、とかく何を買うかに意識が向きがちだが、「出口戦略」もしっかり考える必要がある。老後を迎えたとき投資で確保した利益をどうやって取り崩していけばよいか。『世界一楽しい!会社四季報の読み方』などの著書がある個人投資家で株式投資講師・藤川里絵さんが解説するシリーズ「さあ、投資を始めよう!」。第178回は、「投資の出口戦略」について。
「入り口」はNISA、「出口」は自動売却の時代へ
新NISAの普及で「投資の始め方」はマスターした人が増えましたが、実はそれ以上に難しいのが「どう売るか」という出口戦略です。50代、60代の方は、そろそろ出口が気になるところでしょう。
そんな中、ネット証券最大手のSBI証券が2025年12月6日、投資信託の定期売却サービスを大幅に拡充しました。これまでは「毎月○万円」という定額売却のみでしたが、新たに「定率」と「期間指定」を追加。これでライバルの楽天証券に肩を並べ、わたしたちは「自分に最も有利な売り方」を自由に選べるようになったのです。
「定額」と「定率」のメリット・デメリット
「毎月決まった額がもらえる定額の方が安心」と思われがちですが、実はここには落とし穴があります。それぞれの特徴を整理しました。
売却の方法「定額」「定率」「期間指定」それぞれのメリット・デメリット
どの受け取り方にもメリット、デメリットはあります。精神的に自分がもっとも穏やかでいられる方法を選ぶのがよさそうです。

