お得な株主優待をどう探すか(イメージ)
日経平均株価は過去最高値を更新するも乱高下が続き、先行きは見通しにくい。荒れる相場のなかで着実に恩恵を受けられるのが、株を持っているだけでもらえる株主優待だ。企業側も個人投資家を惹きつけようと優待の拡充を図っている。1年で最も優待が多い3月末まで残り1か月。優待投資の達人たちにイチオシの銘柄を教えてもらった。
優待狙いを始めるなら「まずは優待が受けられる最低株数」で買ってみる
株主優待をもらうには、「権利確定日」の2営業日前の「権利付最終日」に株を保有していることが必要となる。今年は3月31日が火曜日のため、3月末に権利確定となる銘柄なら、同27日の金曜日が権利付最終日になる。
3月末は優待を実施する企業の半数以上が権利確定日を迎えるため、その権利取りで市場が賑わう「優待祭りの月」とも呼ばれる。
警察官僚から弁護士に転身し、約350もの優待銘柄を保有する「優待弁護士」こと澤井康生さんが語る。
「新NISAが始まって以降、優待を新設・拡充する銘柄が多くなった印象です。権利付最終日に向けて株価が上がる傾向にあるので、理想はその1か月前までに買うこと。ただ、権利付最終日の1~3日前に利益確定売りに走る投資家もいて、株価が急に下がることもあるので、この先もチャンスはあると見ています」
優待銘柄を約250保有する「カリスマ優待主婦」のmtipsさんは、こうアドバイスする。
「優待狙いで投資するなら、まずは優待が受けられる最低株数で買ってみるといいでしょう。500株購入しても(もらえる優待が)100株の5倍とならないこともあり、基本的に最低株数で買うのが効率がいい」
