資産5億円を築いた「お昼寝投資法」とは(写真:イメージマート)
先行きが見通しにくい市場と向き合ううえで、株式投資で大きな資産を築いた先人に学べる点は多い。元手1000万円を約15年で運用資産5億円にまで増やした個人投資家・某哲也さん。元パチプロという異色の経歴で、2011年の東日本大震災での東京電力株の暴落に目をつけるという個性的な投資デビューからその歩みは始まったというが、いったいなぜそこまで増やせたのか。
「私が手がける『高配当収益バリュー投資』は、一言で言えば、増収増益の高配当銘柄を割安な水準で買って中長期保有することです。とはいえ、未来の予想をするのは労力がかかるので、過去10年ほどの業績が右肩上がりで成長していれば、今後も期待できるだろうと考え、過去10年で安定して増収増益傾向にある銘柄を探します。
さらに業績向上だけでなく、配当の下支えがあったほうが株価は底堅いと考えています。何よりメンタルが安定して株を持ち続けられるので、増収増益の高配当銘柄を探すようにしてきました」(以下、「」内コメントは某哲也さん)
某哲也さんが過去10年の業績推移から具体的に投資対象を導き出す条件は、次のようなものだ。
【プロフィール】
某哲也(ぼう・てつや)/運用資産5億円の専業投資家。パチンコで貯めた1000万円を元手に2011年、東日本大震災で被災して大暴落した東京電力株を買ったのが投資を始めたきっかけ。2012年末に株式投資を本格的にスタート。長男の発達遅れを指摘され、投資をやりつつ専業主夫の道へ。その後は長女と2児の育児全般を担当し、株式投資でも試行錯誤の末、高配当収益バリュー株の分散型長期投資に行き着く。2026年2月、初の著書『学校では教えてくれない、人生の「期待値」の考え方 5歳から始める金融・投資の勉強法』(パンローリング)を出版。
Xアカウント:@19830128to
ブログ:「某哲也の高配当レバリュー投資日誌」
取材・文/入江一
