マンション選びの条件はアクセスや環境など様々ある
東京23区のマンション価格の高騰が注目されるようになって久しい。不動産調査会社の東京カンテイの発表によれば、中古物件までもが平均価格で1億2000万円を突破。ただし、同社の調査によれば2月の都心6区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区・文京区)の平均価格は前月比で37か月ぶりにわずかなマイナスに。都心の中古マンション価格に頭打ちの兆しも見られ、高額帯を中心に需要の伸びが鈍化しつつある。
そんななか、都心6区からは外れるものの利便性が優れ、比較的安い価格でマンションが売りに出ているエリアがあるという。山手線のビッグターミナル駅の「池袋」や、古くから高級住宅地として知られる「目白」などを擁する豊島区だ。年間200以上の物件を取材している住宅評論の第一人者・櫻井幸雄氏が、豊島区の魅力やマンション事情について解説してくれた。
「東京23区の西北部に位置する豊島区は“都心の穴場”と言えます。まず山手線の内側の『都心部』というのは面積が限られており、山手線の外側の『準都心部』と比べて物件価格の相場もはるかに高い。国内外の富裕層がそのエリアの高額マンションを欲しがり群がってくるので、新築にしろ、中古にしろ、今後も価格が大きく下がるようなことは考えにくいと言えます」(以下、「」内は櫻井氏のコメント)
