国電南瑞科技の投資妙味とは(同社ホームページより)
中国経済に精通する中国株投資の第一人者・田代尚機氏のプレミアム連載「チャイナ・リサーチ」。関連記事《中国でデータセンターと新エネルギーの連携を目指す「算電協同」への投資拡大に期待高まる 五か年計画でも明確に言及され重要政策に浮上》を踏まえて、政策の恩恵を受けて株価上昇期待の中国株の個別銘柄について解説する。
* * *
第十五次五か年計画(2026~2030年)の重要プロジェクトの一つで、2026年の経済運営方針でも言及のある“算電協同”政策だが、簡単に言えば「AI、クラウド、ビッグデータ需要の急拡大で必要となるデータセンターを太陽光、風力などのクリーンな発電設備の建設(あるいは有効利用)と一体化させて実施すること」などと説明できよう。
関連するセクターは、AIテック企業、通信サービス企業から電力・送電メーカー、発電設備メーカー、ディベロッパーまで多岐にわたる。また、北京・天津・河北省、長江デルタ地域(上海、杭州、蘇州など)、内モンゴル自治区、寧夏回族自治区といった地域が先行してプロジェクトを実施するモデル地域に指定されており、こうした地域の関連企業に恩恵があるだろう。
次のページ:電力エネルギー事業のスマート化業務がコア
