「不労所得」と「確定申告」
稼ぎすぎると確定申告の必要が生じるのか
様々な手段で収入が積み上がった場合、気になるのが所得税の扱いだ。稼いだお金は「確定申告」の必要があるのか。税理士の勝部貴史氏が言う。
「基本的には年金以外で年間20万円超の利益が出たら確定申告の必要がありますが、家にある私物をネットオークション等で売る場合、総額が年間20万円を超えたとしても申告は不要です」
ただし、例外がある。
「高級腕時計など高額な品が1点30万円超で売れた場合、『譲渡所得』として課税対象になります。また、転売目的で売買を繰り返すと副業とみなされ、『雑所得』などとして課税されることがあります。なお、確定申告が必要となるケースでは、売り上げに直接関係する支払い(物品購入費や交通費など)は経費として計上できます」(同前)
駐車場などを活用して得た所得はどうか。
「それらは『不動産所得』となり課税対象ですが、収入から経費を引いた利益が年間20万円を超えなければ申告は不要です」(同前)
金のなる木は、身近なところに生えている。
※週刊ポスト2026年5月1日号
定年後に働かずにもらえるお金39(その4)

