理論株価を使っていますか?
さて、皆さんは理論株価、または「本来あるべき株価」を参考にして株式投資をしていますか?
投資初心者ならば、答えは「ノー」となるかもしれません。しかし、中上級者であれば、理論株価、もしくは「本来あるべき株価」を示す指標を使っていない人は、まずいないでしょう。
ほとんどの投資家は、目安となる「本来あるべき株価」の基準を持っています。その基準よりも「割安」だと考えれば買い、逆に「割高」と判断すれば売っています。当たり前のことですが、コンピュータアルゴリズムについても同様です。
例えば、下図のような動きをしている株式があったとします。中央の横線が理論株価(本来あるべき株価)、需給によって上下動しているのが株価(赤線)です。
理論株価と株価の動き(『はっしゃん式 理論株価×生成AI投資入門』より)
図の理論株価よりも割安な時期に買っておき、割高な時期に売れば利益が出ることがわかります。もちろん、実際の株価の値動きは、ここまでシンプルではありませんし、理論株価も一定ではありません。しかし、適正株価の目安を持つ重要性はおわかりいただけるかと思います。
これは、わたしたちが普段、買い物をする時と同じ感覚です。キャベツなら1個200円、コメは1袋3000円のような目安が必要なのです。
そして、目安となる理論株価は、特に初心者の方に必要となるものですが、中上級者の方にとっても投資判断に有用なツールとなるでしょう。(中略)
株価を理論株価と比較することで、株価が割高(人気株)か、割安(不人気株)か、あるいは適正株価にあるかを判断することができます。さらに、理論株価の推移を時系列で見ることで、その企業が成長企業であるか、衰退企業であるかを見定めることも可能です。
※『はっしゃん式 理論株価×生成AI投資入門』(パンローリング)より一部抜粋・再構成
