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藤川里絵「さあ、投資を始めよう!」

「NISA貧乏」が象徴する若者の過度な投資・貯蓄志向への警鐘 投資は収入の2割で十分、「退屈な大人」にならないために“今この瞬間”の経験に自己投資を

投資に充てる目安は?

 ここで思い出すのが、経済評論家・山崎元氏の言葉です。「若い時期こそ、金融への投資より、様々な勉強・スキルアップや芸術、旅、恋愛などの経験を含む自己投資の方が効率的だ」。そして「投資ばかりで倹約して旅や恋愛、芸術に触れないでいると、退屈なおじさんになる」とも。

 私もまったく同感です。40代、50代になって話がつまらない人は、経験値が低いのだと実感しています。どんな場所へ行き、何を食べ、誰と出会い、何に感動してきたか。それが人としての厚みになります。話のつまらない大人ほど、損なことはありません。

 では、収入のどれくらいを投資に回すのが適切でしょうか。ひとつの目安として「50:30:20の法則」があります。手取りの50%を生活費、30%を趣味・娯楽・自己投資などのゆとり費、残り20%を投資や貯蓄に充てるという考え方です。手取り25万円なら、投資・貯蓄は合わせて月5万円が目安。この20%以内に収めることを意識してみてください。

 私自身は、旅行やおいしいものを食べるお金は積極的に使っています。今この瞬間の経験は、お金では買い戻せません。投資は余裕資金でするもの。NISAの枠を急いで埋める必要はありません。今の生活を豊かに楽しみながら、余裕の範囲で長く続けていく。そのバランスこそが、本当の意味での豊かさだと思います。

今回のまとめ

・SNSの「入金力」競争に流されず、無理のない金額で投資を続けよう
・手取りの20%を投資の目安に。残りは生活と自己投資に使うべし
・今を楽しむ経験がやがて人としての厚みになる

【プロフィール】
藤川里絵(ふじかわ・りえ)/個人投資家・株式投資講師・CFPファイナンシャルプランナー。2010年より株式投資をはじめ、主に四季報を使った投資方法で、5年で自己資金を10倍に増やす。普通の人が趣味として楽しめる株式投資を広めるため活動し、DMMオンラインサロン「藤川里絵の楽しい投資生活」を主宰。本稿の関連動画がYouTubeにて公開中。

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