TikTokやInstagramで映えるため、Z世代を中心に人気を集めている「派手髪」(写真:イメージマート)
日本の美容室に感じる「おもてなし」の空気
父親の仕事の都合により、何カ国かを転々としながら育ったカフェ店員・Bさん(20代女性)は、海外と日本では“お客様扱い”の差が大きいと語る。
「海外は、髪を切ることだけに特化しているところが多いけど、日本の美容室はおもてなし精神が強く、いい気分にさせてくれる印象です。髪の洗い方も優しいし、顔にやわらかいタオルをかけてくれる、雑誌を読みやすいように膝の上に置くクッションをくれる、ドリンクも温かいものか冷たいものか選べたりする。海外と比べると、日本の美容室には、どこも穏やかな空気が漂っていて、トータルでいい気分で帰してくれようとする雰囲気があるように思います」(Bさん)
SNSで丁寧で技術力が高いと話題に
マレーシア出身で日本へ短期留学中のCさん(20代女性)は、海外からの客が日本の美容室を訪れるのは、SNSで日本の美容室が絶賛されているためだと話す。
「日本の美容室は、とにかく丁寧で技術力が高いと話題です。ユニコーンカラー(パステルカラーをベースとしたカラフルなカラーリング)やバイカラーなど単色だけではない、繊細な色合いがとにかく綺麗なカラーリングをしてくれる。実際に美容室に行ってみると、髪型も、日本のほうが細かくオーダーができるなと思います」(Cさん)
日本で髪を切ることが、旅行目的の一つだというカナダ出身のDさん(20代女性)が話す。
「日本の美容師さんに、『バズカット』をしてもらいに来ました。バズカットとは、ベリーショートよりも短い髪型で、短いからこそ少しでも間違えたら台無しになる。ヘアカットの技術がいるからこそ、SNSでいろいろ調べて、丁寧だと話題の日本で切ってもらうことにしました。やっぱり日本の技術はすごいです」(Dさん)
おもてなしはもとより、派手なグラデーションを髪に施すカラーリングや、繊細さが必要なヘアカットの技術は、外国人にも評価されているようだ。
