戸建て特有の「弱点」とは(イラスト:イメージマート)
長寿化が進み、人生100年時代となった今、家族と暮らした大切なマイホームも、老後に大きな問題を抱えることがある。
とにかく“備え”が大事
住まいにまつわる長生きリスクについて、不動産コンサルタント業を手がけるさくら事務所の山本直彌・代表取締役社長はこう言う。
「持ち家であれば修繕費や固定資産税などの税金、賃貸であれば家賃などの費用負担が亡くなるまで続きます。持ち家が老朽化すれば思わぬコストが生じることもあり、長生きする限り、『住まいにかかるお金』に向き合い続けなければなりません」
築年数を経た戸建ての場合、特に多額の出費となるのが屋根や外壁、水回りを含む大規模リフォームだ。原油高や資材不足が顕著な昨今、3LDKの一般的な間取りでも1000万円超かかるケースが珍しくない。
「RC(鉄筋コンクリート)造に比べて劣化が早い木造住宅は、想定以上に早く修繕のタイミングを迎え、修繕箇所も多くなりがちです。工事見積もりを見て途方に暮れる人が少なくありません」(山本氏。以下「 」内同じ)
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