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住まい・不動産
失敗しないマンション購入の鉄則

内廊下マンションで「リビングに隣接する窓のない部屋」が散見されるのはなぜ? 人気マンションインフルエンサー・2LDKさんが解説する「間取り」の落とし穴と確認すべきポイント

間取りは居住性に直結する(イメージ)

間取りは居住性に直結する(イメージ)

 マンションの住みやすさは、専有面積や部屋数だけでは決まらない。購入後に後悔しないために、「間取り」で確認したいポイントは何だろうか。著書『絶対に失敗しないマンション購入の教科書』が話題の人気マンションブロガー・2LDKさんが解説する(同書より一部抜粋して再構成)。

「広さ」「プライバシー」「方角」のポイント

 マンション選びにおいて重要な「居住性」を考えるにあたり、切っても切れない要素が間取りです。戸建てと比べると専有面積は小さい傾向にあるマンションだからこそ、自分たちのライフスタイルに合った間取りを選ぶ重要性が高まります。ここでは、間取りの選び方や注意すべき点についてまとめます。

広さ

 もちろん部屋が広いに越したことはないのですが、広さに応じて価格も高くなるため自分たちにとって最適な広さを考えることは重要です。まずはどれくらいの広さが欲しいかより先に、「いくつ部屋が必要なのか」「誰が、どの部屋を、どういった用途で使うのか」、をイメージしてください。マンションの場合、4LDK以上の間取りは数がかなり少ないです。4LDK以上がマストな方は戸建ても並行して検討した方が良いでしょう。

 最近のマンションでは2LDK=55~60平米、3LDK=67~72平米程度のサイズで、企画されることが多いです。これを下回る場合は、収納が犠牲になっているケースがあります。特にお子様のいる家庭は、お子様の成長と共に荷物が増えていくので、収納に不足がないかは確認しておきたいポイントです。

 またリビングの広さが10畳を切ってくると、実際に家具を置いてみると家の中での移動に不便が出ることもあります。図面上では十分に見えても、家具を置いた後の動線までイメージすることをおすすめします。また、部屋の形については正方形より長方形の方が家具配置がしやすいことが多いです。

プライバシー

 2人以上で暮らす想定の場合、プライバシーの確保は重要なポイントです。最近のマンションはドアの下に換気のためわずかに隙間が空いており、音を完全に遮断することができません。そのため、間取りによっては音漏れが想像以上に気になることもあります。

 特にリビングと隣接する部屋がある場合、リビングの生活音が洋室側に入ってくることになります。逆に洋室側の音もリビングに伝わります。

 下図の間取りは「田の字」と呼ばれる外廊下のマンションでよくある間取りですが、この間取りだとリビングに面している洋室3はリビングの音の影響を受けやすい一方で、廊下を挟んだ洋室1、2はリビングと物理的に離れているため、音の影響をそこまで気にする必要はありません。もっとも、リビング隣接の洋室が必ずしも悪いわけではありません。洋室3を使っていない時はスライドドアを開けることで一つの大きなリビングとして使えるメリットもあります。大切なのは、生活シーンを具体的にイメージし、その使い方に合った間取りを選ぶことです。

3LDKの「田の字」間取りの例

3LDKの「田の字」間取りの例

方角

 日本人は南向き信仰が強く、北向きは回避される傾向にあります。北向きのデメリットと言えば日当たりですが、戸建てと比べてマンションは気密性が高い上にリビングは床暖房が付いているマンションも多いため、冬の日当たりの必要性は低いです。直射日光が当たらないので、洗濯物が乾きにくい点はデメリットになりますが、最近ではドラム式洗濯機の利用者も増え、外干し自体をしないライフスタイルも一般的になってきました。以前ほどのネガティブ影響はないでしょう。

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