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嵐ラストツアー・経済効果は驚きの約414億円!関西大名誉教授・宮本勝浩氏が算出 熱心な“推し活”で宿泊伴うファンも多く「ライブツーリズムが地域活性化につながる」

チケット売上だけではなく“波及効果”も大きかった(東京ドームでのラストツアー)

チケット売上だけではなく“波及効果”も大きかった(東京ドームでのラストツアー)

 様々なイベント・事象の経済効果の算出で知られる関西大学の宮本勝浩名誉教授が、5月31日に東京ドームで最終公演を行なった嵐のラストツアー「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」(北海道、東京、愛知、大阪、福岡の5都市で全15公演)の経済効果を算出。結果、約414億2612万円に達することが明らかになった。

宮本名誉教授にとっても驚きの数字

 約27年間で595公演を行ない、1709万2000人を動員した嵐。3か月かけての全国5大ドームでのラストツアーだったが、宮本名誉教授は「1日1回の公演で約28億円弱の経済効果をもたらしたことになります。日本で一番人気のあるスポーツであるプロ野球でも、同じドーム球場で約4万人の観客のもとで1試合ゲームをした時の経済効果は5億~6億円程度です」と説明。嵐のコンサートが地元にもたらす経済効果は、宮本名誉教授にとっても驚きの数字だったという。

 宮本名誉教授は「観客動員の正確な数字は公表されていませんが、多くのマスコミの推計から15公演で約49万人とされており、この数値を基にして算出を進めました」と説明する。

 計算した経済効果は、ライブに関連する「直接効果」、それに付随する「一次波及効果」「二次波及効果」に分かれる。直接効果としては、ラストツアーの入場チケット売上、嵐のグッズ売上額、会場のドーム周辺での飲食などの消費額、交通費、宿泊費などがあり、宮本名誉教授はファン一人当たりの消費支出額を算出している。

 支出額はファンが日帰りするか宿泊するかで変わってくるが、「スポーツの大会や試合の場合、宿泊するファンの比率は5~10%で、残りは日帰りのファンとされますが、アイドルグループのライブは、遠隔地まで出向く熱狂的な“推し活”のファンが多いことを考慮して宿泊ファン約20%、日帰りファン80%と仮定しました」(宮本名誉教授)という。東京ドームや、京セラドームではコンサートが終わると、近場の観光地であるディズニーランド、スカイツリー、USJなどに足を運ぶために宿泊するケースもあることを考慮した割合だという。

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