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「まだ頑張ればいける!」居酒屋メニュー値上げで「せんべろ」が困難な時代、“1000円で酔う”ための呑兵衛たちの知恵と工夫 「ハッピーアワー」「立ち飲み」「焼酎ボトル」

 Fさんの店はコロナ禍も何とか乗り切ったが、居酒屋では冷蔵庫や空調、製氷機が常時稼働しており、光熱費の上昇は特に痛いという。さらに、別の値上げ要因もある。

「キャッシュレス決済を利用する人が増えたことも、コストが上がる一因です。これまでもクレジットカードを使うお客さんはいましたが、それは主にサラリーマンでした。しかし最近では若い人でも電子マネーを使います。クレジットカードや電子マネーは手数料がかかるので、店の取り分は減る。その分はメニュー価格に転嫁せざるを得ません。

 また、激安系居酒屋の店主からは、『スマホのせいで、一人客の滞在時間が長くなっている』という嘆きも聞きました。滞在時間が増えれば客単価も上がりそうなものですが、『ほとんど注文せず、延々とスマホを見ている客』が一定数いるのだとか。時間制を導入する店が増えているのも、そうした事情があるようです」(Fさん)

 BSでは、オードリー春日がせんべろに挑戦する『オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ』(BSテレ東)が放送されている。春日は毎回、複数の店を念入りにチェックし、きっちり1000円以内に収めているが、一般的な「せんべろ」のイメージとはやや異なる印象もある。番組を初回から欠かさず視聴しているネットニュース記者はこう話す。

「せんべろの定義は難しいですが、お酒が1杯で終わってしまう回が結構あるんです。そうなると、さすがにせんべろとは少し違うのかなと……。番組自体は面白いんですが、『せんべろを楽しむ』というより、『1000円という予算制限ゲームを楽しむ』番組なのだと思います」

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