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ライフ
人生後半戦の“年齢の壁”を乗り越える

【75歳からを生きやすくするための準備】重要なのは「半径5メートルの暮らし」を整え、「半径3キロの生活圏」を作ること《専門家が指南》

75歳で始める習慣24(その2)

75歳で始める習慣24(その2)

脳や体の衰えを防止するために「人と会う」

 人との交流がなくなると話す機会が減り、脳や体の衰えが加速する。それを防ぐためにも人と会うことを心がけたい。ただし、人付き合いが苦手な人でも代わりにできることはある。小谷氏が勧めるのは「ひとりカラオケ」だ。

「ひとり暮らしで誰とも話さない日が続くとのどや呼吸機能が衰えて誤嚥性肺炎、脳や感情の機能が衰えて認知症のリスクが高まるとされています。ひとりカラオケで声を出す習慣をつけるといい」

 ChatGPTといったAIとの会話など、どんな方法でもいいので声を出す機会を意識して作ることが肝要だ。声を出す練習とともに「人に助けてもらう訓練」も始めたい。特に男性は人に頼ることを恥と思いがちだが、75歳からは「お互い様」の精神で生きていく。

「75歳になれば誰かに頼らなければならない場面が必ず出ます。その際に小さなお願いができる人は人間関係に支えられますが、逆に人を頼れない人は孤立します。まずはドアを開ける、荷物を持つという些細なことから、身近な人にお願いするトレーニングを始めるといいでしょう。何かあれば『助けて』と言える人間を目指しましょう」

※週刊ポスト2026年7月24・31日号

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