不動産投資歴約40年の“ギガ大家さん”鳥山昌則氏(公式ホームページより)
不動産投資の世界では、会社員や住み込みアルバイトからスタートし、10億円を超える資産を築く“メガ大家さん”、さらには100億円を超える“ギガ大家さん”が現われている。幾多のトラブルを乗り越えた凄腕の大家は、どのようにして巨額の資産を築き上げたのか。成功までの道のりの途中には、数多の失敗からの学びもあったという。
初めて購入したのはワンルームマンションの1室
「現在の総資産は約200億円。ほとんどが賃貸不動産で、年間の家賃収入は約13億円、経費などを除いた利益は年間で約5億円前後になります」
そう語るのは、税理士の鳥山昌則氏。67歳で不動産投資歴約40年の“ギガ大家さん”だが、その道のりは失敗の連続だったという。
「福井県立短期大学経営学科(当時)を卒業後、税理士を目指して上京しました。水道橋の蕎麦屋に住み込みで早朝から働き、夜は簿記学校に通って勉強しました。22歳で税理士に合格して蕎麦屋を卒業し、24歳で結婚、30歳までは友人が経営する会社の経理として働きました」
苦労人の鳥山氏が投資目的で不動産を初めて購入したのは、税理士登録をした27歳の時。品川にあるワンルームマンションの1室だった。
「価格は700万円でしたが、時代はちょうどバブル絶頂期で、1年で倍の1400万円に。5年以内の売却は短期譲渡で税金が4割近くかかるのはわかっていましたが、値上がりを見て売ってしまったんです」
