閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
マネー
人生最後を間違えない「正しい選択」
有料会員限定鍵アイコン
有料会員限定

終活アドバイザーが教える「正しい終活の進め方」 知識先行や損得重視で禍根を残すケースも 大切なのは“どの制度が得か”より“あなたは何がしたいか”

終活の準備段階で注意したいポイントは(写真:イメージマート)

終活の準備段階で注意したいポイントは(写真:イメージマート)

 人生終盤戦になると多くの人が終活を進めるが、注意したいのがその「準備段階」だ。終活アドバイザーの松尾拓也氏が指摘する。

「終活の相談に訪れる人を見ていると、多くが自分の人生はもうそれほど長くないと認識する一方で、明日にでも何かが起きる可能性があることは想定していません。そのためか、しっかりと自分に向き合わずに相談に訪れるケースが多々見られます。重要なのは『自分の希望』を整理することです。何を望み、何を望まないのかが決まらないと制度や手続きも選びようがありません」(以下、「」内は松尾氏)

 多くの人は自分の考えをまとめず、世間一般に流れる情報に左右されて準備を進めてしまいがちだという。松尾氏のもとにも、そうした終活の相談が舞い込んでいる。

「例えば相続の相談について、『相続時精算課税制度を使えば、有利な形で自宅を子供に生前贈与できるのではないか』といった、テクニカルな相談をしてくるケースがあります。最近は相続や贈与の制度についてネットの情報も豊富で、知識先行になっていると感じます。本当に大切なのは“どの制度が得か”ではなく、“あなたは何をしたいか”です。

 実際、お得な制度があるからと慌てて自宅を子供に生前贈与すると、本人が亡くなった後に配偶者はどうするのか、子供が勝手に売却したらどうするのか、といった様々な問題が生じて禍根を残すことがある。損得を考えるよりも先に自分の希望を見定めることが重要です」

次のページ:【表】遺産をどう分けたいか、どこで最後を迎えたいか…ほか、決めておかないと苦労する「最後の希望」
関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。