60才を過ぎたら人間関係も「再編集」
ゼロにするべきは、お金やモノばかりではない。「負担になる人間関係」も、この際きれいにゼロにしてしまおう。
「自慢や愚痴を聞かされる、マウントを取られる、楽しくないのにお金ばかりかかるなど、会うだけでストレスになるような人に、貴重な老後の時間を費やすのはもったいない。
惰性で続けている年賀状や集まりなども、少しずつフェードアウトしたり、“無理に電話に出ない”“相手の都合に合わせない”など関係を調節しましょう」(松崎さん)
一方で、この先も会いたい友達や趣味、地域の活動、ボランティア、スポーツクラブなどは手放さない。
「ストレス解消やお互いの生存確認になるなら、できる限り続けましょう。人生100年時代だからこそ、人間関係は“断捨離”ではなく、『再編集』と考えて」(黒田さん)
そうして「ゼロ活」を続けると、最終的には「本当に好きなもの」だけが残る。
「介護施設などに入居した場合、持っていける量は本当に少ない。本当に好きなものや大切なものだけに囲まれていれば、最期まで幸せな人生であるはずです」(松崎さん)
人間はゼロで生まれてくる。最期もまたゼロに戻すことが“人生の総決算”だ。
▼▼▼前編▼▼▼
【はじめから読む→】資産をゼロに!年代別・計画的にお金を使うポイント 60代は「コト消費」、70代前半は「快適な暮らし」、70代後半は「安心」のために使う
※女性セブン2026年8月13日号