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ビジネス

老舗遊技機メーカー・豊丸産業がパチンコ事業停止の背景 大手と中小の格差拡大に拍車をかける“機歴重視”のホールの思惑 経営が悪化するメーカーの共通点とは

パチンコ以外の事業を手掛けるメーカーも

 豊丸産業はパチンコ事業以外にも、福祉関連事業を展開。介護施設や老人ホームなどに設置する、レクリエーション用のパチンコ機、ゲーム機などの製造・販売を行っており、今後はこの事業を拡充していくという。

「遊技機メーカーでは、グループ会社でパチンコ関連以外の事業を手掛ける企業も多い。たとえば、平和ではゴルフ関連事業が大きな柱になっていますし、山佐は航空機のリースや木材・建材事業を手がけています。また、大都技研のグループ会社ではホテルのアメニティグッズや衛生用品を製造・販売、オーイズミのグループ会社ではこんにゃく製品を製造・販売しています。

 元々別の事業をやっていて、後からパチンコ・パチスロ関連事業に参入したというメーカーも多いこともあり、パチンコ・パチスロだけに頼らない形で経営するケースも珍しくない。大手以外はなかなか厳しい状況にあるパチンコ・パチスロ業界ですし、今後も豊丸産業のように“別事業”のほうへ舵を切るメーカーが出てきてもおかしくはないと思います」

 コロナ禍から時間も経ち、徐々に上向きになりつつあるパチンコ・パチスロ業界だが、まだまだ好調とはいい難いのも事実。遊技機メーカーにとっては、将来を見据えた決断に迫られる時期なのかもしれない。

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