・8月10日(月)~14日(金)発表予定の経済指標予想については以下の通り。
○(豪)豪準備銀行(RBA)政策金利発表 11日(火)午後1時30分発表予定
・予想:4.35%(前回:4.35%)
RBAは物価の根強さとAUD安を背景に引き締め的な姿勢を維持しており、今回も据え置きが大方のコンセンサスとなっている。直前の7月ADP雇用統計(結果:+4.4万人と大幅下振れ)を受けた米ドル動向とも絡み、声明文で利下げの可能性を示唆した場合は豪ドル売りが加速しやすい。逆に追加利上げのシグナルが示された場合は豪ドル買いが優勢となり、豪ドル円や豪ドル米ドルの方向性を左右するイベントとなりそうだ。
○(米)7月CPI 12日(水)午後9時30分発表予定
・予想:前月比+0.1%(前回:▲0.4%)、前年同月比+3.4%(前回:+3.5%)、コア指数前月比+0.2%(前回:±0.0%)、コア指数前年同月比+2.5%(前回:+2.6%)
7月雇用統計(非農業部門雇用者数は引き続き弱めの伸びが予想)の結果とあわせてFRBの利下げ判断を大きく左右するイベント。コアCPIが前月比での上昇に転じる見込みながら前年比は鈍化が予想されており、予想通り鈍化が確認されれば利下げ観測が強まりドル売りにつながりやすい。逆に高止まりが続く場合はFRBの慎重姿勢が維持されドル買いが優勢となる展開が想定される。
○(英)4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)・6月月次GDP 13日(木)午後3時発表予定
・4-6月期GDP予想:前期比+0.4%(前回:+0.6%)
・6月月次GDP予想:前月比▲0.1%(前回:+0.1%)
前四半期比での成長継続が見込まれているが、伸びの鈍化が予想されている。6月の月次GDPがマイナスとなれば7-9月期への弱含みが懸念されBOEの利下げ前倒し観測が強まりやすく、ポンド売りが進む可能性がある。一方、予想を上回る底堅い結果となれば景気の持続的な回復が示されポンド買いを支援しそうだ。同日発表の6月鉱工業生産・製造業生産との合わせ技でポンド相場の方向性が決まりやすい。
○(米)7月小売売上高 14日(金)午後9時30分発表予定
・予想:前月比+0.2%(前回:+0.2%)、除自動車:前月比+0.2%(前回:▲0.2%)
個人消費の底堅さを確認する上で重要な指標。米CPI結果を踏まえたドルの方向感をさらに確固たるものにするか否かの試金石となる。予想を上回れば個人消費の強さが示されFRBの利下げ先送り観測が再燃しドル買いにつながりやすく、下振れれば内需の弱さが示され利下げ観測が強まりドル売りが進む可能性がある。同日発表の欧州4-6月期GDP改定値(予想前期比+0.4%)とも合わせてユーロドルの動向にも注目が集まりそうだ。
○その他の主な経済指標の発表予定
・日6月国際収支・貿易収支(8月10日)
・米7月中古住宅販売件数(8月11日)
・豪4-6月期四半期賃金指数(8月12日)
・独7月消費者物価指数(CPI、確報値)(8月12日)
・英6月鉱工業生産(8月13日)
・英6月製造業生産(8月13日)
・欧6月鉱工業生産(8月13日)
・米7月生産者物価指数(PPI)(8月13日)
・欧4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(8月14日)
・米8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(8月14日)
【予想レンジ】
・155円00銭-160円00銭