閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
ライフ

「どうして私ばかり怒られるの?」職場や学校で“怒られ役”になってしまう人たちの思い 指導する側は「リーダー気質の人を選んで怒っていたが…」とその狙いと葛藤を吐露

 職場でもそういう人はいる。大手メーカーで働くKさん(20代/男性)はこう話す。

「別にサボっているわけでも、仕事が人より遅いわけでもなく、どちらかと言えば真面目なタイプだと思うのですが、何かにつけて上司から厳しく言われるのはいつも自分。トラブルが起きれば、本来の担当者よりも先に呼ばれ、取引先からクレームが入れば対応させられる。会議で問題点を指摘されるのも私です。上司からは『怒られているうちが花、期待しなくなったら何も言わなくなるから』なんて言われますが、便利に使われているだけのような気はしています」

 居酒屋でアルバイト中のAさん(20代/女性)も「私ばっかり怒られる」と不満を口にする。

「他のアルバイトも同じようなものなのに、店長は私にばかり声が小さいとか、早く片付けろとか、怒るんですよね。他のバイトの人たちは男子とか、30代とかで、私がいちばん言いやすいのかもしれませんが、一度『あの人だってそうだ』的な反論をしたら、『まずは自分のことをちゃんとやれ』と言われてしまいました」

きちんと受け止めるリーダー気質がある子が選ばれやすい

 では、指導する側はどう考えているのか。都内の私立高校で40年以上教壇に立つとともに、山岳部の顧問として生徒と野山を巡ったKさん(70代/男性)は、「私のやり方は、今では“アウト”でしょうね」と自戒の念を込めてこう語る。

「誤解を生みそうな表現かもしれませんが、怒られ役、注意され役の生徒がいたのは事実です。特に私がいた山岳部の山行では、気の緩みが大ケガに繋がることもある。時には厳しい言葉を飛ばしますが、言う相手は選んでいました。反発したりすぐシュンとしてしまう子ではなく、きちんと受け止めるリーダー気質があるような子です。それが、結果的に“怒られ代表”のようになってしまう。僕はずいぶん嫌われていたと思います」

次のページ:少年野球のコーチをしているMさんの話

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。