リセールバリューが高いのも魅力
コロナ禍が去った後も、会社はリモートワークを積極的に推奨。Aさんはほとんど会社に行かずにキャンピングカーで働き、週末にどこかへ出かける生活を続けている。費用の問題はどうか?
「車を持っている人なら燃費が気になるでしょうが、街乗りでリッター5~6km、高速道路や田舎道なら7~8kmは走ります。もちろん乗車人数によって左右されますが。ガソリンではなく軽油なので、いくらか燃料費は抑えられます。
リセールバリューが高いのも魅力でした。私が買ったのは中古ですが、中古車価格はここ数年でかなり上がっています。数年後に売った場合、ほぼ購入価格に近い値段で売れるかもしれません。こうなると車も1つの資産です」
運転席はトラックベースのため位置が高く、前方の視界は良好。車体は大きいが小回りは効くため、運転は非常にしやすく、「注意することは車高の高さぐらい」(Aさん)だという。
想像していなかった“一番のメリット”
自宅以外に部屋を持つことができ、“普通の車”として使うこともできる。旅行でホテルに泊まる必要はなく、どこでも寝られる。良いことづくめのようだが、Aさんが思う一番のメリットは、それらとは別のことだった。
「せっかくキャンピングカーを買ったので友人を誘ってみると、とても“食いつき”がいいんです。『キャンピングカーを買ったから乗らない?』とか『Aがキャンピングカーを買ったから乗せてもらおうよ』といった感じで、友人と会う頻度が増えたり、途絶えていた友人との交友が復活したり、人との交流が活発になりました。日帰りや1泊程度の旅行にしょっちゅう出かけています。
キャンピングカーなら少々騒いでも問題ありませんし、密室なので込み入った話もできます。飲み会よりも一緒にいる時間が長く、距離感も近いので、密度の濃い交流ができる。ヨットや別荘でも同じ効果はあるでしょうが、キャンピングカーの方が気楽かな、と」