実用品として優れたアイテム(写真:イメージマート)
家電量販店スタッフが明かす「人気低下の理由」
なぜ首掛けタイプはここまで減ったのか? 大手家電量販店の男性スタッフはこう話す。
「好きな人はまだまだ一定数いますが、コードがあるのに充電しなければならないというのが、今では“中途半端”な印象になっているのかもしれません。完全ワイヤレスには、『服や襟、マスクなどに引っ掛からない』『混んだ場所で他人に引っ掛からない』『髪に絡まない』『頭を動かしても何も揺れない』『スポーツをする時に邪魔にならない』『カバンの中でコードがからまない』などといった分かりやすいメリットがあります。
もちろん首掛けにも、『着脱が容易』『外した時の処置が楽』『ケースに戻さなくていい』『片方だけ落とすことがない』『カバンの中で片方だけ行方不明にならない』といったメリットがありますが、完全ワイヤレスの“ケーブルがない”というインパクトがとにかく大きいということでしょう」(大手家電量販店の販売員)
メーカー側も、ノイズキャンセリングや音質追求など、最新機能の開発は売上が見込める完全ワイヤレスが中心になっているという。
「一方、首掛けイヤホンは新製品を発売しても大きな売上が見込めなくなっているので、新製品を作るモチベーションが低いのではないでしょうか。機能的にも魅力が乏しくなる中で、ますます需要が減る悪循環に陥っている印象です」(同前)
