4つの新カテゴリで分類されるパチンコ。自分に合った機種を選びやすくするための施策(イメージ)
日本独自の娯楽として長らく親しまれてきたパチンコ。しかし近年、遊技人口は減少の一途をたどり、コロナ禍を経てパチンコホールの店舗数も減っていく一方だ。そんななか、パチンコ遊技機メーカーによる業界団体・日本遊技機工業組合(日工組)は、パチンコ復活に向けての新たな施策を発表した。「4つの新カテゴリ」と「通常時フラグ」の導入というこの施策は、どんなもので、どのような影響があるのだろうか。今回の記事では「4つの新カテゴリ」について、詳しく紹介する。【パチンコ業界新施策導入の狙い・前後編の前編】
総合的な出玉性能で4段階に分類
日工組、ならびにパチスロ機メーカーの業界団体である日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)は9月8日、都内で「パチンコ・パチスロプレスカンファレンス」を開催した。そこで日工組は、パチンコのゲーム性を広げる「通常時フラグ」の導入と、パチンコの遊技機を出玉性能で分類する4つの新たなカテゴリを発表した。
「通常時フラグ」とは、一定の条件を満たすことで状態が移行するという新機能。これを導入することにより、パチンコのゲーム性が格段に広がっていくという。
そして「4つの新カテゴリ」とは、パチンコ機を出玉性能に応じて「Lv.1」~「Lv.4」の4段階に分類するもの。ユーザーが、自分の好みや予算に合わせて機種を選びやすくするための施策だ。
この新カテゴリが策定された背景には、パチンコ機のスペックが複雑化しているという問題がある。
現在のパチンコでは、大当り確率が1/100程度の機種を「甘デジ」「遊パチ」、大当り確率が1/300前後の機種を「ミドルスペック」、大当り確率(図柄揃い確率)が1/400程度の機種を「MAXタイプ」などと呼んでいる。パチンコホールでもそれらの機種をまとめて設置し、「甘デジコーナー」「MAXタイプコーナー」等を設けているケースは多い。
