大人と同じ人気商品を選ぶのが無難
こどもNISAで投資対象になるのは、大人のNISAのつみたて投資枠とまったく同じ、金融庁が定める基準を満たした、長期・積立・分散投資に適した投資信託376本(10月16日時点)。ジュニアNISAでは個別株への投資もできたが、こどもNISAでは投資信託のみとなった。
商品選びのポイントは「いまはやりのものに飛びつかないこと」だ。
「“いま注目のファンド”“次にくる投資信託”などは短期間で評価額が上下しやすいため、長期運用が前提のこどもNISAには向きません。私なら、日本株の投資信託に2分の1と、海外先進国の投資信託、新興国の投資信託に4分の1ずつ分散することを考えます」
1本で全世界の株式に分散投資できる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(いわゆる「オルカン」)や、アメリカの代表的な企業500社に分散投資できる「S&P500」と名のつく投資信託は、大人のNISAでもトップクラスの人気商品。鈴木さんは「大人と同じ人気商品を選ぶのがいちばん無難」と話す。
「この先、どの国の経済や企業が成長するかは誰にもわかりません。世界中の株式に投資できるオルカンや、世界を牽引するアメリカ企業に投資できるS&P500なら、長期で投資するほど、資産を増やせる可能性が上がります。
大切なのは、ブレないこと。株価指数の下落などで不安になって投資先をコロコロ変えると失敗しやすくなる。腹を据えて、ほったらかしにし続ければ、最後の最後に大きなプレゼントを得られます」(鈴木さん)
そんなこどもNISAだが、実は中高年やシニアこそ活用すべき制度でもあるという。後編記事では、こどもNISAを活用した、祖父母から孫への生前贈与による相続税対策を解説する。
▼▼▼後編▼▼▼
【つづきを読む→】「こんな方法があったのか!」相続税対策の新たな選択肢「孫への生前贈与→こどもNISAで運用」が有効な理由
※女性セブン2026年11月12・19日号