閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
住まい・不動産

【これまでずっと賃貸派】50代男性の選択の背後に“実家の存在”というセーフティネット 「本当に困ったら戻ればいい」の安心感と「将来的には自分が処分する」覚悟

 将来は立川の実家を相続し、安くてもいいから処分できるようにすることが、私の人生の最後の使命かな、とも考えています。両親に残された時間もそれほど長くない。自分のことは自分でするタイプの2人のため、現在、モノをどんどん処分していっているようです。私が使っていた部屋には、もう机とタンス1つと本棚しかありません。2人はあまり思い出の品に固執するタイプではないので、思い切って処分できるのでしょう。

 私自身、賃貸派ではあるものの、実家の存在が「本当に困ったらそこに戻ればいい」というセーフティネットになっていたのかな、とは思います。それが安心して働き続けられた原動力にもなっていた。そういった意味で42年前に家を買った両親には感謝しつつも、そろそろ、姉も交えた家族会議で「この家をどうするか」を話し合う時期がきたこともひしひしと感じております。

 親が元気なうちにその手のことは決めておいた方がいいですよ。「お前はオレに死んでもらいたいというのか!」「不吉なこと言わないでよ!」みたいな感情論は抜きで、持ち家の処遇は高齢の親を持つ人はどこかで結論をつけなくてはなりません。

【プロフィール】
中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)/1973年生まれ。ネットニュース編集者、ライター。一橋大学卒業後、大手広告会社に入社。企業のPR業務などに携わり2001年に退社。その後は多くのニュースサイトにネットニュース編集者として関わり、2020年8月をもってセミリタイア。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『縁の切り方』(小学館新書)など。最新刊は『それってホントに「勝ち組」ですか? 現代格差の読み解き方』(鹿砦社)。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。