ディープフェイクボイスで知人と会話も
今後は、生成AIが進化するほど見破るのが難しい、悪意あるロボコールが増えるだろうと高橋さんは言う。
「生成AIの進化に伴って、電話の受け答えは今よりもっと上手になるでしょう。自分が何気なく受け答えした声を録音されて、それを元にディープフェイクボイスを作られてしまう未来もそう遠くない。自分になりすましたロボコールが、入手した個人情報に合わせてパーソナライズされた内容で知人と会話をする可能性もあります」
ディープフェイクボイスには、今のところ人間の声なら必ず出現する咳や呼吸などの雑音がなかったり、長く話すほど平板になったりするなどの特徴が残っている。だが、その不自然さも、遠からずほとんど気づかれないレベルに進化していくことが予想される。年齢も社会的立場も超えて等しく危険に晒されており、「秘密でお願い」「今すぐ」などと急かされたら、どんな相手であろうと、いったん止まって確認することを心しておきたい。
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