中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

生放送で泥酔して追放… 中川淳一郎氏がTBSラジオ炎上騒動を振り返る

 私自身、相当数の事例を集めていましたし、なぜこうした騒動が続出しているのかの分析はできるつもりでした。また、この日は大学時代からの親友である常見陽平氏(千葉商科大学専任講師)も一緒に出演するため、どこか安心していたところがありました。

 同番組には過去に数回出演しており、しかも今回は常見氏がいるだけに2人の阿吽の呼吸で乗り切れると思っていた。だが、結果はヒドかった。

 番組は23時からだったのため、19時からの飲み会の参加者には「22時30分にはオレを外に出すように」と伝えていましたが、その後の記憶はない。気付いたら24時近くなっており、私はTBSの楽屋に一人でいました。番組はまだ放送中です。長谷川裕プロデューサーにより「中川さん、今から番組終了しますが、最後にリスナーに謝罪をしてください。炎上について語るはずなのに番組が炎上しちゃってます」と言われた。

 記憶自体は多分21時頃からぶっ飛んでいたと思う。実際にラジオを聞いていた人によると私は常見氏に対して「このバカヤロー!」と言い続け、常見氏が「公共の電波です。こ・う・きょ・う・の・で・ん・ぱ・で・す!」と言い続けなだめようとしていたのだが、「何お前はいい子ぶってんだバカヤロー!」といったことを言い、聞く耳を持たなかった。これはもう制御不能ということで、番組途中にスタジオから追放されたのである。

 この日の番組を振り返るブログも存在したが、屈強な肉体で知られる大学のプロレス研究会時代の後輩プロデューサーである橋Pこと橋本吉史氏も待機し、何かがあったら私を連れ出そうとスタンバイしていた様子がわかる。

 番組終了時には正気に戻っていたため、あぁ、やらかしてしまった……。という思いとともにリスナーに謝罪するとともにTBSにはもう出ないという宣言をした。かくしてここから約数か月にわたる禁酒生活が開始するのだが、今はもうさすがにあそこまでの暴飲をすることはなくなった。

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