中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

生放送で泥酔して追放… 中川淳一郎氏がTBSラジオ炎上騒動を振り返る

 件の泥酔騒動もそんな時期にあたります。元々、日本の男の中には「酒が飲めてナンボ」「酒はたくさん飲めた方がエラい」といった勝手な空気があったように思います。酒が飲めない、なんて言おうものなら「軟弱な男だな」とバカにされる風潮まであったほどです。

 今ではそこまでの状態ではないのですが、そんな時代に大学に入ったところ、新歓コンパで新入生はゲロを吐くまで飲むことが求められていました。そのうえで潰れてしまった人間を先輩が住むアパートに連れていき、朝まで過ごす、というのが青春的光景として扱われていたのです。その先輩の部屋には新聞紙が敷き詰められ、吐くためのバケツも用意されていました。そこに野戦病院のごとく新入生が次々と倒れていくのです。

 こんな学生時代を経て会社に入ったのですが、何しろ私の入った広告会社は酒が強い人が多い! 広告会社を舞台とする漫画『気まぐれコンセプト』では酒に関するエピソードが多数登場します。我々の場合、下ネタ的な酒ネタはないものの、とにかく先輩方は酒を飲むわ飲むわ。

 週に4~5回は酒を同じ部署の人と飲みに行くほか、合コンもやたらと多い。ここでも「昭和的」な「酒が強いヤツの方が偉い」という価値観は残っていました。

スタジオ入りの時に記憶はなかった

 さて、そうした時代を経て40歳を目前とした時に出演したTBSラジオです。元々その日は15時~、17時~、19時~という3つの飲み会が入っていました。この事実からして相当おかしな話ですが、TBSから出演オファーがあった時、何を思ったかといえば「19時からの飲み会は赤坂だからすぐに行けるだろう」というものでした。

 自分は酒が強いから、飲み会を3軒ハシゴしようがラジオで専門分野について語れるはず、という思い込みがありました。この日のテーマは「炎上」。後に「バカッター騒動」と呼ばれる、若者を中心としたバカ画像をツイッターに投稿して炎上する者が相次いだ時期です。

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