住まい・不動産

今や通勤圏内の「つくば」 大型モール健在で過疎化の心配も少ない

会社を辞めずに地方暮らしも可能

 昨年から今年にかけて、つくば駅前では大きなできごとがありました。昨年2月の西武百貨店の撤退に続き、今年2月にイオンつくば駅前店が撤退。駅前の空洞化が懸念されています。その一因となったのが、イーアスつくばやイオンモールつくば店など、数千台の駐車場を持つ近隣の大規模商業施設。大型ショッピングモールに依存する傾向からは、鉄道よりも車が生活の中心である状況がうかがえます。

 駅前は栄えているつくばですが、駅から10分も歩けば畑や雑木林が広がり、都会の雰囲気はありません。近隣には筑波山や霞ヶ浦など自然が豊富で、野菜の直売所などもあり、住環境は良いといえそうです。都心から小一時間でこれだけ自然を味わえ、なおかつ都会生活の便利さを享受できる場所はなかなかありません。

 いま日本全国で人口減少が進み、都心から離れた街が縮小する可能性が高いなか、つくばに関してはその心配はなさそう。大型の研究施設はつくば以外に代替地が見当たらないため、まだまだこれからもつくばには全国からやってきたエリートたちが集うことでしょう。当面過疎化する心配がないのもこの街の長所だと思います。

 近年では田舎暮らしがちょっとしたブームですが、その場合、会社を辞めるか、極端な遠距離通勤などを強いられるかの二択です。その点つくばなら、秋葉原まで1190円、北千住まで1030円(いずれも片道)かかりますが、家賃の安さでカバーすることが可能。基本的にはつくばエクスプレス沿線に勤務先や学校がある人が住むのに便利な街ですが、「(都心にある)今の会社は辞めたくない。けれどもゴミゴミした都心には住みたくない」という人には魅力的な街だと思います。

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