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結婚前の「同棲生活」で浮き彫りになるお金の価値観の違い

ズルズル同棲を断ち切る決断となった彼女の“一言”

 別の30代の男性会社員・Cさんは、現在、同棲生活真っ最中。しかし、最近になって別れる決断をしたという。

「20代後半から、当時フリーターだった彼女がウチに転がり込む形で同棲が始まりました。家賃がもったいないというのも一理あるし、まあいいかなと思っていたのですが、彼女が『マンションを購入すれば?』と言ってきたんです。いわく、支払う家賃と毎月払うローンは同じくらいの金額なのだと。そういうチラシがポストに入っていて、偶然見たのだそうですが、自分の懐は痛めず、何を言っているのかと……。人に頼ることしか考えていないんだとがっかり。

 正直これまでも、僕が『働け』と言っても、何やかやとろくに働いておらず、食費なども僕が出していて、かなり辛かった。追い出すのも面倒で、ズルズルと同棲していましたが、価値観の違いに、別れる決断をしました」

 家賃、食費、水道代、光熱費……。一人暮らしはどうしてもお金がかかる。その一方で恋人と一緒に住むことで、これまでわからなかった価値観の違いから思わぬトラブルが生じることも少なくない。結婚を前提として同棲生活を送るのなら、人生設計やともに将来を歩むための覚悟を先に固めた方がいいようだ。

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