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女性の「#KuToo」だけでない 男性も苦しむ職場のファッション問題

 30代後半の男性会社員・Bさんも、ワイシャツが何よりも嫌いだと話す。

「女性の場合は、オフィスで襟なしのブラウスやカットソーでもOKですよね。首元が涼しそうだし、バリエーションもあって羨ましい。そう考えると、男性のワイシャツとネクタイは、おかしいと思います。僕はワイシャツを10枚以上持っていますが、とにかくコスパが悪い。クリーニングに出せば毎日のようにお金がかかるわけだし、それをケチって家で洗濯しても、今度はアイロンがけが面倒くさい」

 そんなBさんを悩ませたのは、コストや手間だけではなかった。

「肌が弱いせいか、ワイシャツの襟と首がこすれて、かぶれてしまうんです。形状記憶のものは避けるとか、綿100%を選ぶとかいった対策はあるんですが、だんだん面倒くさくなって、ついに私服勤務OKの会社に転職してしまいました。いっそ『#ShirToo』(シャトゥー)とかもどうですかね」(Bさん)

 また、「#KuToo」で苦しんでいるのも女性だけではないようだ。「革靴のつらさを痛感している」と話すのは、40代男性会社員のCさんだ。

「営業職なので外歩きが多いのですが、革靴だと蒸れるうえに足も疲れる。魚の目はできるし、何も良いことはありません。「#KuToo」を知ってから、その痛みを我慢するのも、革靴に似せた特殊な靴を買うのも、なんだか馬鹿らしい気がしてきました。もちろん、マナーやTPOは大事なので、ヒールや革靴の存在そのものを否定したいわけではありません。ただ、男女ともに、普段働きやすい格好を追求していけたらいいのになと思います」

「#KuToo」によって、これまで当たり前だと思っていたことに疑問を感じたおじさんたち。労働時間の削減ばかりが注目される働き方改革だが、今後はファッションの見直しも進んでいくかもしれない

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