住まい・不動産

日本の玄関口「成田」、通勤先が東京でも住みたくなるこれだけの魅力

 もう1つは「有料特急」という選択肢があることです。京成には、料金+数百円で乗れる「イブニングライナー」や「モーニングライナー」がありますし、JRの「成田エクスプレス」を通勤に使う手もあります。成田線のグリーン車に乗るのもアリです。都内からの終電も、東京駅発23時37分ですから(京成成田着0時56分)、割と遅くまで都内で遊べます。

 周辺には、イオンモール成田、ボンベルタ成田(イオン系の百貨店)、酒々井プレミアム・アウトレットほか、スーパー、ホームセンターなどがバッチリ揃っていて、買い物は都心と同等かそれ以上。広々とした公園がいくつもあり、車で15分も行けばゴルフ場も多数あります。飲食店はうなぎが有名ですが、世界各国の航空会社のクルーが滞在することから、様々なジャンルのお店があり、選択肢は豊富。空港でもグルメを楽しめます。

 言わずもがなですが、成田は旅行や出張にも強い街です。海外旅行に便利なのはもちろん、LCC(格安航空会社)の離発着は成田空港が基本。LCCは日本各地に就航しており、1万円程度の費用と、2時間程度の所要時間で、日本中どこでも移動できます。

 家賃相場はワンルーム・1K・1DKで5.45万円(京成成田駅。ライフルホームズ調べ。9月18日時点)で、それほど割安感を感じないかもしれませんが、3000万円前後で新築一戸建てを手に入れることも可能です。東洋経済新報社が発表している「住みよさランキング」でもたびたび上位にランクインしており、住心地の良さは折り紙付き。さすがは日本の玄関口だけあって、魅力に溢れ、まだまだ伸びしろもある面白い街だと思います。

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