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スーパーの総菜「製造日」のカラクリ いくらでも引き延ばせる

2020年2月24日 15:00

「ラベルを貼った日」でも「最終加工日」に

 食品を選ぶ際、大きな情報源となるのはパッケージに記された加工日や消費期限、原材料や原産地などの食品表示だ。ところが、スーパーの総菜や弁当には、その食品表示にさまざまな抜け穴がある。食品表示アドバイザーの垣田達哉さんが指摘する。

「私は常々、食品を購入するときには、表示を確認することを習慣にすべきと訴えてきました。ところが、スーパーの総菜にはそもそも表示自体がないものが多い。いまの法律では、販売店のバックヤードで調理されたものは、原材料や原産地などの表示をしなくていいことになっているのです」

 たしかに、客がトングで袋に取るパンやコロッケはもちろんのこと、簡易な透明パックに入った春巻きやシューマイなどに原材料や産地の表示は見当たらない。食品安全教育研究所代表の河岸宏和さんが解説する。

「基本的には客の注文に応じてその場で容器に詰めてバラ売りで販売しているため、店員が客の質問に答えられるから表示は不要という理屈です。包装はあくまで持ち帰るためのものであり、店員が忙しいことを見越してあらかじめ容器に詰めているだけ、という解釈です」

 一方、コンビニは基本的に専門の工場で作られたものを販売しているため、一部のホットスナックなどを除いて食品表示が義務づけられている。

「スーパーの方が“やりたい放題”の余地がある分、危険だともいえます。やはり、どんなものを使っているか明記されていない食品は不安が残ります。使われている油や添加物がどんなものなのかも、わからないわけですから」(垣田さん)

 では、表示のある総菜を選べば安全かといえばそうではない。河岸さんは「製造日」にもカラクリがあるという。

「『製造日』は調理をした日とは限りません。たとえば鶏の唐揚げなら、揚げた日だけでなく『パックに詰めた日』、『トレーのふたをした日』、『ラベルを貼った日』などの作業がどれも『最終加工日』として認められるため、いくらでも引き延ばせます」

 極端なことをいえば、前日売れ残った刺身のパックのラップを巻き直し、あらためて製造日を「当日」として店に並べたとしても、法的には問題がないわけだ。

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