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ぼったくり店に誘う悪質な客引きから身を守る最善の対応策

 過去、実際に歌舞伎町で客引きをしていたという男性・Bさん(30代)が、その手口について明かす。

「有名チェーン店を騙って、そのお店に電話をするフリをして自分の店に誘導するというのはよくあるパターンです。狙うのは一人よりも、集団で輪になっている人たちですね。見つけると片っ端から声をかけます。

 時間はだいたい夜21時以降。一次会は店を予約していても、二次会の店は予約していないケースがほとんどなので、そこが狙い目です。特に一次会で酔っぱらって上機嫌になっているグループはカモです。酔っぱらっているので判断力も鈍っていて、ちょっとした違和感にも気づきません。

 最初は店の紹介はせずに一緒になって二次会の店を探してあげるふりをする。そうやって仲良くなったところで、うまくぼったくりの店に誘導していました」(Bさん)

 声をかけられて少しでも反応があったら、客引きは一気にその人たちをターゲットにするという。それでは、客引きに引っかからないためにはどうすればよいか。そのヒントもBさんの言葉の中にあった。

「こっちがどれだけ声をかけても無視してくる客は、どうにもならないですね。特に今は警察の目もあるので、強引すぎる客引きはできませんから」(Bさん)

 酔っぱらった勢いで客引きと楽しく会話をしてしまうと、そのままぼったくり店に引きずり込まれる可能性がどんどん高まる。客引きに声をかけられても、無視を決め込むのが最善の対応策のようだ。

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