キャリア

パートと並行して在宅ワーク「パラレルキャリア」で収入増加も

 その効果もあり、テレワーク導入企業の割合は、2012年度の11.5%から、2018年度には19.1%に増加(総務省「通信利用動向調査」)。政府は今年度中に34.5%の達成率を目標にするが、予想外のコロナ騒動でさらに推進に拍車がかかっている。テレワークマネジメント代表の田澤由利さんが語る。

「テレワークは、これまで固定されていた働く“場所”や“時間”が柔軟になる働き方です。子育てや親の介護を抱えながらでも自宅で仕事ができますし、地方に住んでいる人や、けがや病気で職場までの通勤が困難な人でも、働くことが可能になります」

 現在、多くの企業が人手不足に悩まされている。そのため、主婦も含め、短い時間や在宅でもいいので、仕事を発注する機会が増えていくと田澤さんが続ける。

「基本的に、パソコンとインターネット環境が整っていれば、自宅でもさまざまな業務ができます。とはいえ、待っているだけでは仕事はこないので、仕事のスキルはもちろん、ウェブ会議やメールで円滑に仕事ができるコミュニケーション能力も磨きましょう」

「テレワーク主婦の第一人者」と呼ばれる堤香苗さん(55才)は、第1子育児中の約25年前に、母親たちが在宅で働くことのできるチーム型請負事業を想起し、「キャリア・マム」を創業。会員登録すると、希望条件に合った在宅ワークを探すことができるほか、勉強会などに参加できる。

 堤さんは「いまこそ稼ぐチャンス」と話す。

「新型コロナウイルスの影響でイベントや旅行の予定がなくなり、家にいる時間が長くなったいまこそ、やりたいことをとことん学んで自分の価値を上げる絶好の機会です」

 会員は子育て世代だけでなく、50代以上も多いという。その中には、パート勤務より、在宅ワークに切り替えてからの方が多くの収入を得ている人も存在する。

「もともと企業にお勤めしていた人が、半年から1年ほどかけて未経験からCAD(パソコンを用いて設計図面を作成するソフトウェア)を勉強し、安定して月30万円以上稼げるようになったケースもあります」(堤さん・以下同)

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