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【ドル円週間見通し】今週はもみ合いの可能性、経済指標も注視

・4月6日-10日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(日)2月経常収支 8日(火)午前8時50分発表予定
・予想は、+3兆672億円
 参考となる1月実績は+6123億円。海外子会社からの配当金収入が増加し、第1次所得収支の黒字幅が拡大したことが要因。2月については、訪日客の大幅な減少や輸出減少などの影響があるものの、第一次所得収支の黒字額は高水準を保つと予想されており、経常黒字額は3兆円規模となる可能性がある。

○(米)4月ミシガン大学消費者信頼感指数 9日(木)午後11時発表予定
・予想は、80.0
 参考指標となる3月CB消費者信頼感指数は、新型コロナウイルスの感染が急速に広がっていることを受けて低下している。米国内での感染被害はさらに広がっていることから、4月の数字は3月実績を大幅に下回る可能性が高いとみられる。

○(中)3月消費者物価指数 10日(金)午前10時30分発表予定
・予想は、前年比+4.8%
 参考となる2月実績は前年同月比+5.2%で政府目標を大幅に上回った。新型コロナウイルスによる防疫活動が拡大しており、輸送コストの上昇も影響した。3月については、原油価格が低下していることから、全体の物価上昇率は2月実績を下回る可能性がある。

○(米) 3月消費者物価コア指数  10日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+2.3%
 参考となる2月実績は前年比+2.4%でやや高い伸びとなった。3月については、新型コロナウイルスによる影響が広がっており、一部項目の物価上昇率は鈍化している可能性があることから、インフレ率は2月実績をやや下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・4月7日(火):(日)2月全世帯家計調査消費支出、(独)2月鉱工業生産
・4月8日(水):(日)2月機械受注
・4月9日(木):(独)2月経常収支、(英)2月鉱工業生産、(英)2月商品貿易収支、(加)3月失業率
・4月10日(金):(日)3月国内企業物価指数

【予想レンジ】
・106円00銭-110円00銭

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