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コロナ禍の今こそ「ガンディーの経済学」が求められるワケ

 この考えは、現代にも通用するはずだ。こうした小規模分散型の経済は、かつての日本の農山漁村ではごく普通に行われていた。具体策としては、農業やエネルギーを小規模分散化する。非選択性の農薬とそれに耐性を持つ遺伝子組み換えの作物を大規模生産するのではなく、安全な農法による農産物の地産地消を進める。太陽光や地熱で作った電力や熱を地域で使う。そうすれば送電ロスもなくなるし、環境に優しく、災害にも強くなる。

 格差が極限まで拡大し、地球環境の破壊が進むいまこそ、グローバル資本主義に別れを告げるべきだろう。

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