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【ドル円週間見通し】米長期金利上昇も、ドル買いは伸び悩むか

・1月11日-15日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(欧)11月ユーロ圏鉱工業生産 13日(水)午後7時発表予定
・予想は前月比+0.2%
 参考となる10月実績は前月比+2.1%。新型コロナウイルスの感染流行の影響は一時的に緩和されたが、11月以降における規制強化の影響などで需要減少の懸念が高まっており、域内の生産水準が大幅に改善する可能性は低いとみられる。

○(中)12月貿易収支 14日(木)発表予定時間は未定
・予想は、+700億ドル(米ドルベース)
 参考となる11月実績は+754億ドル。輸入額は伸び悩んでおり、米ドルべースの貿易黒字は市場予想を上回った。12月については、世界各国で新型コロナウイルスの感染流行が続いていることから、輸出はやや伸び悩み、貿易黒字額は11月実績を下回る可能性がある。

○(米)12月小売売上高 15日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、前月比-0.3%
 参考となる11月実績は前月比-1.1%。ウイルス感染拡大や米大統領選を巡る混乱などの影響で個人消費はさえない状況となった。12月については、クリスマス商戦が期待を下回っていること、ウイルス感染拡大の影響などで小売売上高はやや減少する可能性がある。

○(米)12月鉱工業生産 15日(金)午後11時15分発表予定
・予想は、前月比+0.3%
 参考となる11月実績は前月比+0.4%。自動車部品、電子機器などの生産が増加。12月については、自動車部品の生産増加は一服するとみられているが、コンピューター関連、機械、天然ガスの生産増加が予想されており、全体的にはやや増加する見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・1月12日(火):(日)11月経常収支
・1月13日(水):(米)12月消費者物価指数
・1月14日(木):(日)11月機械受注、(日)12月国内企業物価指数
・1月15日(金):(英)11月国内総生産、(英)11月鉱工業生産、(英)11月商品貿易収支、(米)12月生産者物価指数、(米)1月NY連銀製造業景気指数、(米)1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報

【予想レンジ】
・102円00銭-105円00銭

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